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山好きが高じて、山を仕事にしています。
障害者も健常者も、心に悩みを抱える人も、そして子どもたちも、みんなで山を楽しみたいと思い、NPO法人「山仲間アルプ」を2003年4月に設立し、1年中、山を楽しんでいます。
一緒に山を楽しんでいただける方は、メールで連絡をお願いします。
プロフィール画像ですが、実は私は金峰山に住みつく鷹匠でした。>ウソウソ(^^ゞ
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2012年05月23日

不登校

 今日から勝田台の図書館で借りた「不登校が教えてくれた母ごころ」という本を読み始めました。

 この本は、まだ読み始めたばかりなので、感想は書けませんが、最初の頃に書いてあることで、感じることがあったので書いてみます。

 我が子が、不登校になったとき、親御さんは、どのようにお子さんを受け止めるでしょうか?

 社会の荒波を乗り越えていくためには、精神的にも強くなければならないのに、まだ温室の学校通いの段階で、負けてしまうなんて、これからが心配だと思ったり、我が子のふがいなさを嘆いたり心配したりするかも知れませんね。

 それは、当然のことだと思いますし、間違っているわけではありません。

 しかし、心やさしく、感受性が強い子が、不登校になったとしたらどのように思うでしょうか?

 不登校にならず元気に学校に通っている子も大勢います。その中には、心やさしく感受性の強い子も大勢いることでしょう。ですが、鈍感で、自己主張ばかりする子も大勢いるはずです。

 心やさしい我が子が不登校になったとき、親御さんは、既成概念を心の隅にしまって、我が子と人としての本来あるべき大切な生き方を話し合ってみてはいかがでしょうか?

 大人は、考えたからといってどうなるものではないと、人生経験の中から学んでしまい、人としていかに生きるべきかという問題を、どこかに置き忘れてしまっていることが多々あります。

 子どもたちの不登校は、大切なことを忘れちゃいけないよという、非常に大切なメッセージなのです。

 それをどのように受け止めるか、現代社会そのものが問われているのだと思います。

 不登校になって、そのメッセージを発した我が子は、すばらしい人なので、師友塾の大越さんという塾長さんは、「子どもが学校に行かなくなったら赤飯をたきなさい!」という本を書いています。

《追記》
 「子どもが学校に行かなくなったら赤飯をたきなさい!」という本は、まだ読んでいないのですが、簡単に言うと、大切なことは、プラス思考で考えることだということですね。

 この世で起きるものごとに対しては、さまざまな見方がありますが、大きく分けるとプラス思考とマイナス思考に分けられます。

 我が子が不登校やひきこもりになって、「子どもから苦労をさせられる」と思う親よりも、「子どもから、今までの自分の尺度では測れない大切なことを学ばせてもらっている」と思う親の方がプラス思考ですし、そのように考えると、いろんなことが見えてきます。

 人は、ついついマイナス思考に傾きがちですので、今、自分はどういう状況にあり、どのように考えているのか、少し立ち止まって考えてみると、きっと何かが見えてくると思います。







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