ナチュログ管理画面 自然の風景と動植物 自然の風景と動植物 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?

楽天トラベル株式会社
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

QRコード
QRCODE
プロフィール
アルプ
アルプ
山好きが高じて、山を仕事にしています。
障害者も健常者も、心に悩みを抱える人も、そして子どもたちも、みんなで山を楽しみたいと思い、NPO法人「山仲間アルプ」を2003年4月に設立し、1年中、山を楽しんでいます。
一緒に山を楽しんでいただける方は、メールで連絡をお願いします。
プロフィール画像ですが、実は私は金峰山に住みつく鷹匠でした。>ウソウソ(^^ゞ
オーナーへメッセージ

2008年01月16日

神戸“校門圧殺事件”

 もう17年以上も前の話ですが、神戸市内の高校で、登校しようとしていた17歳の女性が、教師の押す門扉に挟まれて死亡する事件がありました。

 このことは、今読み始めた「ホームレス襲撃事件 弱者いじめの連鎖を断つ」に書かれていて、思い出しました。
 この本の著者は、ジャーナリストですが、校門圧殺事件の受け止め方が、私は素晴らしいと感じました。
 この事件は、門を閉める時間どおりに教師が閉め、飛び込んできた女性が挟まれて死亡した事件なのですが、試験時間に間に合わないと大変なことになる他の子どもたちは、血を流して倒れている女性の上を飛び越えて教室に向かったそうです。また、校長先生は、事件の後、生徒たちに謝るのではなく、もっと早く学校に来ていたら、こんなことにならなかったと言っていたそうです。そして、子どもたちは、誰一人、先生に向かって怒りを表さなかったそうです。逆らえば、低い評価をもらってしまうからでしょうか?
 ですが、このジャーナリストは、「校門の扉を押させ、女性を死に至らしめたのは誰か」と問いかけます。そして、それは私自身(ジャーナリスト自身)であり、私たちだったと書いています。
 時間は絶対厳守だ、テストでよい成績を取らなければならない、何事も効率よく行わなければならないというような価値観を優先している社会が、この事件を起こした真犯人なのだと思います。だとすれば、この社会を作っている一人である私にも責任があります。そのことを見つめ、人ごとではなく、自分自身を反省する気持ちが大切だということですね。






同じカテゴリー(心の話し)の記事画像
生きる意味がない?
楽しいことと幸せは違う
男と女
代表者とサービス提供責任者
失敗奨励制度
人と接すること
同じカテゴリー(心の話し)の記事
 生きる意味がない? (2013-01-03 17:15)
 楽しいことと幸せは違う (2012-08-12 11:35)
 何もしないこと (2012-06-27 20:12)
 障害がなかったら (2012-06-11 22:20)
 男と女 (2012-04-04 15:25)
 代表者とサービス提供責任者 (2012-03-17 20:28)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
神戸“校門圧殺事件”
    コメント(0)