2011年06月16日
思春期を大切に
中学生前後の思春期は、子どもたちが大人へと成長していくために、最も大切な時期ですね。
この時期は、心理学者の河合隼雄先生は、幼虫から蝶に変わるためのさなぎの時期で、今までの自分をどろどろに溶かして生まれ変わる過程だというようなことを書かれています。
だから、思春期の時期は、非常に不安定です。それまでは、親の言うことを素直に聞いていたのに、親と言葉を交わすことも少なくなり、部屋に閉じこもったり、反抗したりします。
そのような状態ですので、子どもたちは、悪いこともします。いじめが最も多いのは、中学生の頃ではないでしょうか? 万引きや化粧をしたり、夜遊びをしたり、もっと大きな問題では、援助交際をしたり、リストカットをしたりということもあるかもしれません。
子どもが、このように悪いことをしたとき、親はどうしたらよいのでしょうか?
これは、あくまでも私自身の考え方ですが、決して頭に血が上って、しかりつけたりしないようにすることが大切だと思っています。そのためには、子どもが悪いことをするのを事前に想定して、心の準備をしておくことです。
ただ、親が悪いことだと思うことについては、はっきりと「悪いことだと思う」ということを伝えることは大切なことです。
それと共に、もう一つ大切なことは、子どもがどんなに悪いことをしても、子どもを愛する気持ち、信じる気持ちをしっかりと持って、「何があってもあなたを愛しているよ」とは言いにくいと思いますが、せめて、「あなたがどんなことをしようと、私(私たち)はあなたを信じているよ」と伝えることです。
子どもたちが悪いことをするのは、それなりにしっかりと理由があるのですが、子どもたちには、まだそれを説明できるだけの言葉や知恵を身につけていません。悪いことは、さまざまな心の葛藤の中から生まれてきているものです。子どもは苦しんでいるのです。その苦しんでいるときに、叱られたら、「親なんて信じられない」と思うのは、当たり前のことではないでしょうか?
子どもたちが悪いことをする理由の一つには、「親を確かめる」という一つの側面があります。正確に言うと、親の愛情を確かめるということです。自分そのものを愛してくれているのか、それとも、良いことをするその形だけを愛しているのか、それを確かめるということです。
良いことをしなくなった自分を、めった打ちするようにしかりつけられると、親は良いことだけを愛していて、本当の自分を愛してくれている訳ではないと感じます。「こんなに私は苦しんでいるのに、親は私の気持ちを受け止めてくれずに、型にはめようとばかりする」と感じ、子どもはどんどん心を閉ざしていくでしょうね。
「親を確かめるなんて不届きものだ」と感じる親御さんも多いかもしれません。でもそれは、親の立場でしか子どものことを考えていないように思います。
別な視点から見ると、子どもは、親を確かめるくらい成長してきたのではないでしょうか? その成長を子どもの気持ちになって考え、静かに「がんばれよ」と心の中で応援してあげてほしいなと思います。
この時期は、心理学者の河合隼雄先生は、幼虫から蝶に変わるためのさなぎの時期で、今までの自分をどろどろに溶かして生まれ変わる過程だというようなことを書かれています。
だから、思春期の時期は、非常に不安定です。それまでは、親の言うことを素直に聞いていたのに、親と言葉を交わすことも少なくなり、部屋に閉じこもったり、反抗したりします。
そのような状態ですので、子どもたちは、悪いこともします。いじめが最も多いのは、中学生の頃ではないでしょうか? 万引きや化粧をしたり、夜遊びをしたり、もっと大きな問題では、援助交際をしたり、リストカットをしたりということもあるかもしれません。
子どもが、このように悪いことをしたとき、親はどうしたらよいのでしょうか?
これは、あくまでも私自身の考え方ですが、決して頭に血が上って、しかりつけたりしないようにすることが大切だと思っています。そのためには、子どもが悪いことをするのを事前に想定して、心の準備をしておくことです。
ただ、親が悪いことだと思うことについては、はっきりと「悪いことだと思う」ということを伝えることは大切なことです。
それと共に、もう一つ大切なことは、子どもがどんなに悪いことをしても、子どもを愛する気持ち、信じる気持ちをしっかりと持って、「何があってもあなたを愛しているよ」とは言いにくいと思いますが、せめて、「あなたがどんなことをしようと、私(私たち)はあなたを信じているよ」と伝えることです。
子どもたちが悪いことをするのは、それなりにしっかりと理由があるのですが、子どもたちには、まだそれを説明できるだけの言葉や知恵を身につけていません。悪いことは、さまざまな心の葛藤の中から生まれてきているものです。子どもは苦しんでいるのです。その苦しんでいるときに、叱られたら、「親なんて信じられない」と思うのは、当たり前のことではないでしょうか?
子どもたちが悪いことをする理由の一つには、「親を確かめる」という一つの側面があります。正確に言うと、親の愛情を確かめるということです。自分そのものを愛してくれているのか、それとも、良いことをするその形だけを愛しているのか、それを確かめるということです。
良いことをしなくなった自分を、めった打ちするようにしかりつけられると、親は良いことだけを愛していて、本当の自分を愛してくれている訳ではないと感じます。「こんなに私は苦しんでいるのに、親は私の気持ちを受け止めてくれずに、型にはめようとばかりする」と感じ、子どもはどんどん心を閉ざしていくでしょうね。
「親を確かめるなんて不届きものだ」と感じる親御さんも多いかもしれません。でもそれは、親の立場でしか子どものことを考えていないように思います。
別な視点から見ると、子どもは、親を確かめるくらい成長してきたのではないでしょうか? その成長を子どもの気持ちになって考え、静かに「がんばれよ」と心の中で応援してあげてほしいなと思います。
Posted by アルプ at 22:16│Comments(0)
│心の話し
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