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山好きが高じて、山を仕事にしています。
障害者も健常者も、心に悩みを抱える人も、そして子どもたちも、みんなで山を楽しみたいと思い、NPO法人「山仲間アルプ」を2003年4月に設立し、1年中、山を楽しんでいます。
一緒に山を楽しんでいただける方は、メールで連絡をお願いします。
プロフィール画像ですが、実は私は金峰山に住みつく鷹匠でした。>ウソウソ(^^ゞ
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2010年04月17日

水戸葵山岳会の頃

 会社の山岳部にいて、国体に行ったのですが、その年の11月下旬、冬山合宿の下見で、北岳から塩見岳まで縦走しようとしたとき、一緒に行った人が北岳で滑落して亡くなってしまいました。

水戸葵山岳会の頃 それで、しばらく登山は自粛していたのですが、会社の方で水戸葵山岳会に入っていた人がいて、その方の薦めもあり、水戸葵山岳会に入会しました。

 最初に行った山は、4月の雪上訓練で、谷川岳のマチガ沢だったと思います。その後、春山合宿で西穂高岳に登りました。上の写真は、そのときのものです。みんな、カッターシャツとかぶるタイプのウインドヤッケを着て、アイゼンも1本締めや固定バンドのタイプですね。このころは、まだゴアテックスもありませんでした。

水戸葵山岳会の頃 下の写真は、その翌年、ですから23歳の時に行った穂高での写真です。涸沢岳西尾根から涸沢岳に登り、涸沢のベースキャンプに入った後、北尾根を登って、吊り尾根経由で奥穂に登りました。写真は、たぶん、涸沢岳西尾根で撮ったのではないかと思います。

 水戸葵山岳会では、登山技術の多くを学ばせてもらいました。一ノ倉沢も、南陵、変形チムニー、中央カンテ、凹状岩壁、凹状岩壁からコップ状岩壁左岩壁への継続を登らせてもらい、5月に滝谷の出合から4尾根を登ったこともあります。

 冬の西穂から奥穂への往復も、私の登山技術の未熟さのために、ロバの耳で引き返してきましたが、ロープなどは一度も使わず、自己責任での登山でした。

 水戸葵山岳会の人たちとインドヒマラヤのクン峰にも遠征したし、そのためのトレーニングで冬の北穂にも登ることができました。24歳で名古屋に転勤するまでの2年と少々でしたが、いろんなことを学ばせてもらえたことを感謝しています。




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