2009年09月14日
こころと人生
あるところで、河合隼雄さんの本を見つけたので、借りて読んでみました。
「こころと人生」という本ですが、これは、四天王寺の夏期大学とカウンセイリング講座で講演されたものをそのまま本にしたもので、子どものことから、青年期、中年、そして老年期まで、4つの内容が書かれています。
私の感覚では、少し物足りない感じがありますが、実際の講演の内容なので、分かりやすい話し言葉で書かれているので、親しみを持って読めます。
中年のはじめくらいまでは、いかに登っていくかの人生で、中年期から老年期は、いかに死ぬかの人生という感じのことが書かれていましたが、まさにその通りなのだと思います。肉体的には、明らかに後半は下がっていく人生なのですが、心をしっかりと持って、生きて死んでいくということ、すなわち人生とは何かを考えることによって、さらに登り続けることが可能だとおっしゃっています。これは、ユングの教えでもあるそうです。
自分のことを振り返ると、20歳くらいの時から、「人間とはいかに生きるべきかを考え続けることこそ人生だ」と思ってやってきましたが、最近は、引きこもる人たちのことを考えたり、なかなか理解されない心の障害を考えたりする中で、「生きるということは何か」とか、「真の幸せとは何か」、そしてやっぱり「人生とは何か」などを考えるようになりました。
人は、何を目指して生きたらよいのか、それは何を目指して死んだらよいのかにもつながることのような気がします。河合さんの本は、100冊を越えています。これから、何冊か読んでみたいなと思います。
「こころと人生」という本ですが、これは、四天王寺の夏期大学とカウンセイリング講座で講演されたものをそのまま本にしたもので、子どものことから、青年期、中年、そして老年期まで、4つの内容が書かれています。
私の感覚では、少し物足りない感じがありますが、実際の講演の内容なので、分かりやすい話し言葉で書かれているので、親しみを持って読めます。
中年のはじめくらいまでは、いかに登っていくかの人生で、中年期から老年期は、いかに死ぬかの人生という感じのことが書かれていましたが、まさにその通りなのだと思います。肉体的には、明らかに後半は下がっていく人生なのですが、心をしっかりと持って、生きて死んでいくということ、すなわち人生とは何かを考えることによって、さらに登り続けることが可能だとおっしゃっています。これは、ユングの教えでもあるそうです。
自分のことを振り返ると、20歳くらいの時から、「人間とはいかに生きるべきかを考え続けることこそ人生だ」と思ってやってきましたが、最近は、引きこもる人たちのことを考えたり、なかなか理解されない心の障害を考えたりする中で、「生きるということは何か」とか、「真の幸せとは何か」、そしてやっぱり「人生とは何か」などを考えるようになりました。
人は、何を目指して生きたらよいのか、それは何を目指して死んだらよいのかにもつながることのような気がします。河合さんの本は、100冊を越えています。これから、何冊か読んでみたいなと思います。
Posted by アルプ at 22:14│Comments(0)
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