引きこもる若者

アルプ

2008年03月11日 08:36

 今、「ひきこもりの若者と生きる」という本を読んでいます。
 この本は、北海道の余市で引きこもりの若者たちと一緒に暮らしながら支援しているビバハウスを開設し、運営している安達さんご夫妻が書いた、ビバハウスの7年の歩みです。

 まだ、読んでいる途中ですが、この本の中で、若者たちは、春、みんながこれから何かやろうという輝きに満ちたような時期が、一番落ち込むのだそうです。
 どこかの水族館に行って、アベックを見たり、幸せそうな幼子を連れた家族を見て、みんなが落ち込んでしまったという話も出ていました。
 そんな時、彼らになっていったらよいのか私も良く分からないのですが、少なくても、一見幸せそうに見える人たちも、決して幸せではない場合もあるし、上辺だけを繕っている場合もあります。仲の良い恋人同士だと思ったら、デートバイオレンスで、暴力をふるっている人もいるでしょう。私には、そんな人たちよりも、引きこもっていたとしても、自分の生き方などに、真剣に向き合って考えている若者の方が、ずっと将来性もあるし、信頼できるのではないかと思います。だから、もっと自信を持って生きて良いと思うんですよね。



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